スポーツ
ビックツインエンジンを搭載するハーレーダビットソンのモデルの中で、ソフテイル、ツアラーとは異なりスポーツ志向が強いのがダイナモデルです。

開発コンセプトは、スポーツスターのようなスポーティな走行性能とソフテイルのような大パワーを重ね合わせたバイクと作るということでした。
ルーツは1971年に登場したFXシリーズで、現在ツインカム96がそれを受け継いでいます。ダイナモデルのエンジンに火を入れると、ハーレー独特の振動がきます。しかし、ラバーマウントのおかげで、高回転まで回していくとその振動も収束していきます。

振動はハーレーの魅力の一つではあるのですが、あまりにも振動が激しいと、スポーティな走りには邪魔になります。そこで低速では心地よい振動を感じさせながら、高速域では振動が収束するように味付けされているわけです。現在ダイナモデルの中で一番人気が高いのはFXDL(ダイナ・ローライダー)で、初代モデルは今でもトップセールスモデルとなっています。